2012年6月4日月曜日

握り

こんばんわ、週末になるといつも作業に没頭しているNです。

この前作業している僕を見てお客さんに言われちゃいました。。

「自転車大好きなんですね」って、、バレましたか?

まぁいいですそんなことは、、スイマセン本題に。


最近僕がお店で電話取るとよく言われるんです。

「BROOKSのグリップありますか?調べてみたらそちらにありそうな気がしたんで・・・」

ありますよ、もちろんおススメが。

BROOKS SLENDER LEATHER GRIP


勿論在庫でもご用意はあります、ただ。

ただ、僕らに欠点がありまして・・・・

お気に入りの物なので展示の自転車組み立てるときにすぐ付けちゃうんです。。




本当はこんなにカラフルなラインナップなのですが、売り場に全色ならんでいる事は少ないかも。

でも、諦めないで。店内見渡せば多分全色見れます、多分ね。多分。。

色合わせしたいですよね~、店長が頑張って発注致しますので。

「多分見れます」と言いながらも結構BROOKS店頭に揃っていますのでダメもとでご来店を!



僕は自転車の顔って車体の右側にあると思い続けていましたが、最近お尻に魅力を感じています。

そんな魅力的なお尻を演出するBROOKSの可愛い握りをちょこっとつまみ食いしてみてはいかがですか?


それでは週末に店頭で会いましょう。

平日は他の店舗に居たりもしますので・・・

作業している僕を指さしてあいつだ。。。と思って下さいな((笑))



2012年5月16日水曜日

PASHLEY CLUBMAN COUNTRY 英国クラブモデルに隙はなし。





PASHLEY
CLUBMAN
COUNTRY

¥231,000(intax)











見れば見るほど美しい。
PASHLEY CLUBMAN COUNTRY


雨の日も意外にアガる曲がたくさんあるなぁなんて感じている

potavel figo! aso です。


じっくり腰を据えて相談に来てくれる方も多く、

話は膨らむわ、作業もそれなりに捗るわで

JACK JOHNSON とMARIA GADUでアガる一日でした。

他にもいい曲あったらどんどん教えてくださいませw



さてさて、

突然ですが!


ロードバイクというとどんな自転車をイメージしますか?

できれば言葉より画を想像してみてください。
























チタン、カーボン、アルミ、クロモリを始め素材や形状は様々で

用途に応じてロングライド向け、ヒルクライム向け、ツーリング向け

またはカスタムによってそれらを一台でこなそうとするようなイメージですが、

ふと思い描いた自転車に泥除け(フェンダー)やバッグなどがついている画を

想像された方はいらっしゃいましたでしょうか。





最近の風潮として個人的に思うのは

スポーツとしての取り入れ方で軽量かつ、空力を考慮した流線フォルムか

クラシックな細身形状で生活面において着るものを選ばず、すっと取り入れているのかが

昨今のロード市場の大まかな動きのようですが皆様はいかがでしょうか。



冒頭に紹介した PASHLEY CLUBMAN COUNTRY は

いずれかというと後者ですが、ただのクラシックな自転車というだけでなく

れっきとしたレイノルズ社の531マンガンモリブデン鋼チューブのロードバイクです。



英国クラブモデルという名前をもしかしたらどこかで聞いたことはあるかもしれませんが、

過去の遺物ではなく現在ではそのような車種が一般的に公道を走っています。

700cタイヤを装備し、フェンダーやキャリアなどのアクセサリーをつけて

平均巡航で20~25km/h程度(巡航速度25~35km/h程度)で快走したと思ったら

逆にその全てを取り払ってクラブタイムトライアルのようなレースにまで

参加することもできてしまう1粒で2度もおいしいモデル。

走行性はもちろん、簡単な旅ならこなしてしまう積載力を兼ねたツーリングまで行ってしまいます。




一つの対象例として・・・

よく名前が登場するものを簡単にご紹介。混同しがちなので豆知識程度に流してください。

旅行用途として用いられることが多いランドナーというモデル、発祥の地はフランス。

荷物の積載量が多く、日本国内においては舗装道路が少なかった時代に発展した

背景からやや径が小さく650Bなど太めのタイヤを採用したものが多いのが特徴です。

快適に長く乗り続けられる一方、最近ではタイヤの規格によって旅先での入手が困難なことも

あるため、26インチパスハンターや700Cスポルティーフなどの規格で何かあった時の

対処が容易なものが製作されていました。


元祖ランドナーといわれるものの良さも当然ありますが、

やはり普段使いも踏まえるとそれなりのスピード感が大切になってきますよね。



まぁ、置き場所のこともあるし全ての足を

一台の自転車でまかなおうと策略している方には

実にもってこいなのかもしれません。


普段着や少しこぎれいな格好で似合う自転車というのは

こういうものを指すのかもしれませんね。


英国では86年という歳月を過ごしてきた老舗メーカーPASHLEYが

いよいよ今年本腰入れて初上陸。


アイボリー(POTAVEL)とバーガンディー(FIGBIKE原宿)の2色を

在庫として用意してます。

英国に縁がある方はぜひ手にしてほしい一台です。

GBのクランクが上品な輝きであなたの顔を映すべくお待ちしてます。



次回は5/18UP予定。


日本印、
ARAYAの底力。


です。


今日はTSUTAYA代官山から
コーヒー片手にお送りしました。

ここはダメだ、帰るの忘れた・・・





2012年5月13日日曜日

Bridgestone MOULTON (ブリヂストンモールトン)はどんな自転車?





potavel figo! aso です。



今夜はBridgestone MOULTONという名の自転車を


すこ~しだけ深堀してみます。








ちょい乗り程度の気軽さを求められながらも


こだわり凝縮濃度がずば抜けて高い小径車。




高級な見た目もくすぐるこんな自転車も


なんで高いかわからない。






え?18万? 




ちゃんとしたロードバイク買えるよね?


モールトンってもっと高いよね?100万円はするよね?






はい。皆様のおっしゃる通りでございます。








ただ・・・




それ以上は意外にもあまり知られていない。というか


ほんの少しでも興味を持ってくれたのならもう少しだけ


覗き込んで欲しいなぁ。と。




調べればわかる。


でもそこまでする時間も手間も惜くて


いつまでたってもなんとなくの方へ。






もし興味が出たら店頭へどうぞ。


さらっと流して見た時とは違った見え方に


まばたきも忘れて乗ってる自分を想像してると思いますよ。








簡単に言えば、


走りたくなる小径車。




BSM-R9
¥180,000
151cm~








chamomile yellow
¥180,000(intax)




grass
green
brooks custom
¥201,000(intax)







車のMINIのサスペンション設計者でも有名な

イギリスのアレックス・モールトン博士が興したブランド(博士と同名)と

日本のブリヂストンサイクル社が両ブランドの次世代の方向性を模索しあう中で

引き寄せ合って1999年に生まれたブランドがBridgestone MOULTON

この名前ではまだ13年とまだまだ新しいブランド。



走り出しや加速の軽やかさはもちろん、何よりも

造形美に惹かれてしまうのは仕方がないとしても

それだけではこうも知れ渡るはずがありません。



まずはフロントサスペンション。

初期アレックスモールトンをモデルとしていながら

ブリヂストンサイクルの技術提供はフロントサスペンション裏にある

トグルリンク、すなわち蝶つがい。(飛行機の着陸に出てくるあれと同じ構造。)





上下に動くサスペンションだけではねじれが生まれ摩擦抵抗が出てしまい



乗りやすさを妨げるために上下に集中し、摩擦抵抗を低減する大事な機構。


そしてリアサスペンション。



ダブルフジと呼ばれるこのサスペンション。

ゴムスプリングの荷重変形に耐えるため、中央部にアルミ板を接着。

ここもポイント。

これが円筒形なら接着部分に極度な力が集中してしまうため、

応力の緩和を求めた結果がこの形状。

自然なバネ特性はここのおかげ。

フロントのストロークを加味し40mmを確保。



変速はshimano capreo を採用したことで9段変速、

ギア比は26インチの自転車とほぼ変わらない走りと安定感。



そして、小さいタイヤで走っていたことを忘れる走行性能。

短めな450mm幅のハンドルは小径車によくありがちな

クイックすぎるふらつき感を抑えた操縦性。

小径車では異例の1080mmホイールベース(前後のホイール車軸間距離)で

走行安定性は手放し運転でテストするほどw



デイリーに使うための必須条件としてまたぎやすさは万国共通。

ステップスルーなFフレームで問題なし。(まん中から乗り降りラクチン


コーナーリングで小回りチェックももちろん済み。

スラロームでの障害物回避でもお手の物。

フレームにかかる応力分散はブリヂストンの構造解析技術が駆使されるなど、


魅力のポイント説明は頭で理解するために説明も必要でしょうが、

最大の魅力はこの自転車ってどんな自転車なんだろうと思案を巡らす

ユーザーが後を絶たないことです。


この自転車でどこへ行こうか?

どんな人に出逢えるのか?

どんな体験が待ってるのか?


そこに人生の秘密基地が隠れていようもんなら

この上ない幸せです。



さぁ、その入口は2つだけ。



あなたなら

どちらの扉をあけますか?





次回は5/15UP




PASHLEY
CLUBMANのルーツ。




です。


今日から、数日はガーリック三昧のため、


おいしそうな目で見つめ過ぎないでくださいませ。


とはいえ、遠めのチラ見はご勘弁を!